資金の用意ができないのであれば、内覧はできないことも
2015-12-14
何度かコラムでもお伝えしている質問ですが、購入を実現するために重要になってきますので、改めてお話したいと思います。
物件内覧のタイミングを一言で言えば、ご購入資金のご用意ができている時点です。
ローンでのご購入の場合には、必要な頭金のご用意ができている時点となります。
もう一度いいますね。
「物件内覧のタイミングを一言で言えば、ご購入資金のご用意ができている時点」です。
その理由は、まだ資金のご用意ができていない段階で、1年後、または、将来ご購入をご検討というタイミングで内覧をご希望された場合、まず資金のご用意ができていないので、実際のご予算がわかりません。
物件の価格帯は、物件の条件によって大きく異なりますから、実際のご予算がわからないと、ご予算内で該当する物件を探すことができません。
もし仮の予算を設定された場合、ご購入が、例えば1年後であれば最初の内覧時点と1年後では、すでに相場が異なっている可能性大です。
「ハワイの場合、物件の価格、および、販売物件の在庫の変動がとても早い」からです。
たとえ半年間内でも、相場および販売物件が変わってきています。
例えば最初の内覧時に、あるコンドの1ベッドルームが、40万ドル台で売買されていたとします。
1年後、資金のご用意ができ同じコンドを内覧した場合、同じ40万ドル台で売買されているとは限りません。
最初の内覧時にそのコンドミニアムを気に入られていたとしても、1年後価格が変わり、ご予算的に合わないとなると、全く別の物件を探すことになります。
ハワイでは中古物件でも人気物件は、不動産市場が活発になると、価格も上昇する傾向にあります。
このような理由から、資金のご用意ができていない段階で内覧をされても、現実的ではないということになります。
逆に資金のご用意ができている場合には、お早目に動かれることをおすすめいたします。
特に人気のある新規・築浅物件などは、条件の良い物件から売れていきます。
そしていつ同じような物件が販売されるかわかりませんので、タイミングがとても大切になります。