ホノルルエリアのコンドミアムの現状
現在、特にホノルルエリアでは、50万ドルくらいまでの物件の売買が活発に動いています。
先日も以下のようなことがありました。
買えなかった事例
特定のコンドをターゲットされているお客様でした。
ホノルル不動産協会のサイトから該当の売り物件がアップされるとリアルタイムで、お客様のメールに物件情報が送られるように設定していました。
そのお客様から、希望の物件情報が届いたとメールが届き、すぐに内覧をして、現金でのオファーを入れることに。
オファーを提出する前に、売り手エージェントに「今からオファーをお送りします」と連絡をしたところ、日曜日のオープンハウスの後、売り手が全てのオファーを一度にまとめて見ますという返答でした。
オファー提出期限は、オープンハウス翌日とのことで、期日の日にオファーを提出。
翌日、売り手エージェントから返答がありました。
残念ながら、私達のお客様のオファーは選ばれませんでした。
売り手エージェントによると、複数のオファーが入り、その半分以上が現金でのオファーだったとのことです。
このお客様には、最初に現在ホノルルでは、50万ドルくらいまでの人気物件を購入する場合、かなりの競争になることもあるということは、お伝えしておりました。
しかし、まさかと思われていたようで、オファーを入れて、その後、売り手からカウンターオファーが戻ってきて、価格交渉ができると思ってようです。
今回の結果、ホノルルの現状をおわかりいただいたようです。
売り手側は、人気物件で複数のオファーが入ると予想される物件の場合、期日を決めて、それまでにオファーを提出してもらい、まとめてオファーを見て、その中から1つのオファーを選ぶというやり方をよくします。
このような状況の場合には、売り手側と直接、価格などの条件交渉をする以前に、他のオファーとの競争になりますので、マーケット状況にあったオファーを入れないと購入するのは、厳しいということになります。