ハワイの不動産取引におけるエスクローとは
2012-08-08
ハワイの不動産にご興味のある方なら、エスクローについて1度は聞いたことのある方が多いと思います。
エスクローを簡単に説明すると、買い手と売り手の間に入り、名義変更までの手続きを遂行させる中立機関です。
契約書など必要書類に売り手、買い手のサイン、また両者のエージェントのサインがされているか?
契約に沿って、各条項がクリアーされているか?
必要書類が届けれられているか?
各調査は完了しているか?
など、タイムラインに沿って各事項をチェックして、手続きを進めていきます。
また、購入資金もエスクローが預かり、売買に関連する必要経費の計算、支払業務も行います。
買い手と売り手の間で売買契約が成立しますと、双方の受諾サインがされた購入契約書と買い手のイニシャルデポジットをエスクローに届けて、エスクローをオープンいたします。
イニシャルデポジットとは日本で言うところの手付金です。
エスクローをオープンするとは買主と売主のサインが入った購入申込書、それに付属する書類と買主からの手付金をエスクローに届けて、この売買手続きのアカウントをつくることです。
そして、登記も、エスクロー会社あ登記所に依頼し、名義変更の手続きを完了します。
登記が完了すると、エスクローは、買い手から預かっている購入資金を売り手に渡して、手続きを完了します。