ハワイでの不動産の価格交渉方法
2012-09-04
日本では、売買価格の交渉が業者間で口頭で行われることもあると聞いております。
ときどき日本の買い手の方から、
「口頭でいくらなら購入するので、売り手さんに聞いてください。」
「承諾してもらえるなら、購入契約書にサインをします。」
と言われることがあります。
しかし、面倒でもこちらでは通常の住宅売買の場合、全て書面にて交渉が行われます。
買い手側が、売り手側にオファーを入れます。
日本では「買い付けを入れる」とか言いますね。
オファーは現在は”パーシャス・コントラクト”(Purchase Contract) と言われています。
その金額に対して、売り手側が、買い手側の提示した金額では受けられないが、この金額であれば承諾可能という場合、書面にて、「カウンターオファー」いう形で、売り手エージェントを通して、買い手側に提出されます。
買い手側がその「カウンターオファー」を受け取って、さらに、売買金額を変更したい場合には、また、「カウンターオファー」を作成して、買い手エージェントを通して、売り手側に提出します。
毎回、書面でのやりとりになりますので、面倒と思われるかもしれませんが、口頭でのやりとりは認められません。