ハワイと日本の不動産価格決定の違い
2012-11-20
ハワイでは売買手続きが完了して、登記されますと、成約した価格がわかります。
なぜ分かるのか?
ハワイの場合、多くの不動産業者、不動産エージェントがホノルル不動産協会に属していて、MLSサイトに売り物件をアップしています。
そして物件が売却されるとその価格もアップされます。
日本の場合は、売却価格を公表するのは任意なので、正確なデータがわかりにくいと聞いています。
しかしハワイではほとんどの場合、販売価格と実際に売却された価格も分かりますので、物件の市場価格を見ることができます。
事例が多いと言うことは、それだけ根拠となるデータがたくさんあるということです。
そうなればおのずと「相場」についても正確なものが算出できます。
よってハワイでは、物件を購入する場合でも売却する場合でも、このデータがとても大切になってきます。
例えば、気に入ったコンドミニアムの物件が見つかった場合、同じコンドミニアム内で同じような間取りの物件が、どれくらいで売買されているかというデータがわかるので、オファーの価格を決めるときの参考にすることができます。
逆に売るときでも相場よりも安く売ることもなくなりますし、逆に「この値段付けは高すぎるな」ということも納得して決めることができます。