ローンでハワイの不動産を購入する場合の注意
2014-06-11
最近、ローンでのご購入を検討されているという問い合わせが多くなっています。
まず日本とは異なる点がありますので、ハワイでローンを組む場合についてご説明させていただきます。
1、日本人もローンが組めるのか?
リーマンショック後、外国人の方に対してだけではなく、ハワイ居住者に対してもローン審査が厳しくなっています。
しかし、きちんと頭金が用意でき、充分安定した収入がある方においては、ローンが組める可能性が高くなります。
2、頭金は?
頭金についてですが、外国人の場合は、ローンのプログラムによっても異なります。
通常、35%~40%が必要になります。
例えば、$500,000の物件ですと、$175,000~$200,000の頭金が必要ということになります。
3、ローンの組めない物件
物件の種類によっても、ローンが組めない物件もあります。
1つの条件として、フルキッチン(フルサイズの冷蔵庫、フルサイズのオーブン/レンジ、流し台など)がついていることがあげられます。
例えば、スタジオタイプでキチネット付き物件などは、ローンを組むことができません。
スタジオタイプで、フルキッチンがついている物件となるとかなり限られてきます。
4、土地の権利
別の条件として、物件が土地所有権付か借地権付物件でも異なってきます。
土地所有権付きの場合は問題ありませんが、借地物件の場合は注意が必要です。
借地の残り期限がローンを組む年数+5年以上残っていないとローンを組むのが難しくなります。
例えば、30年ローンを組む場合ですと、借地の期限が、35年以上残っていないとローンが組めないことになります。
5、収入とローンの比率
そして、大切になってくるのが、収入額と返済額の比率です。
目安として、月々の全ての返済額が、月々の収入額の40%以下におさまらなければなりません。
これには、日本での住宅ローン、車のローンなど、その時点での全ての返済が含まれます。
また、これらから、ローンを組もうとしているハワイの物件の毎月の支払い額も含まれます。
このようにローンを組む場合は日本とは違った条件があります。
不明な点はご相談くださいね。