ハワイの不動産屋さんの選び方
2011-10-24
ハワイの不動産会社とエージェントとの関係。
まず最初に、日本の不動産業者との違いについてお話しましょう。
こちらでは、日本で言う不動産業者(個人)のことを、「不動産エージェント」と呼びます。
日本の業者(個人)は、雇用されている会社の社員として、お給料+歩合制での収入が多いです。
対してこちらでは、完全成功報酬という場合がほとんどです。
ハワイのエージェントは、ほとんどが、”インディペンデント・コントラクター”と言って、独立した契約社員です。
どういう契約になっているかというと、エージェントは、どこかのブローケージ・カンパニー(不動産会社)に所属しています。エージェントが、売買を成約(登記完了)させると、その仲介手数料が所属会社に入ります。
そこから所属会社との契約に基づいた比率の手数料がその不動産エージェントに支払われるという仕組みが一般的です。
ですから、エージェントは所属会社からのお給料はありません。
また、ほとんどのエージェントの場合、個人的にマーケティングをして、自分でお客様を見つけるというのが主流です。
そのため、エージェント個人の写真が載っている広告、個人のウェブサイトなどを見かけることが多いと思います。
前置きが長くなりましたが、こういった業界の仕組みを知っておいて頂いた上で本題に入ります。
エージェントを選ぶ場合、もちろん、会社も大切です。
しかし、それ以上に大切なのが直接やりとりをする不動産エージェント個人です。
こちらでは会社組織の方針の上に個人の方針が大きく影響します。
ですから実際に、売買の仲介を依頼される前に、メール、電話などでのやり取り、そして、最後は直接会ってから、決めるのがいいでしょう。